ステディは宝だ!!

『手に入れたものはゴミ同然』ということについて

2022.09.14 / 千葉N子

突然ですが、私は中村うさぎさんのファンでして。

メルマガ会員になっているんですよ。

最近、中村うさぎさんはコロナにかかったそうで、体調があまりよくないらしく、寿命に関しての話をしていました。

その中で、『若い頃に夢見たものなんか、手に入れてしまえばゴミ同然だった』という一文がありまして。

感化されやすい私は「そうかもしれない」と思ったんですね。

で、ステディにこのように言いました。

私「中村うさぎさんの言う通りだと思うんだよねえ。私、早稲田に入りたくて、一生懸命努力したけど、いざ入学したら、やめたいやめたいってそればっかり思ったもん。

英語の先生は言ってた。『今、あなたたちがゴミ同然だと思っている『早稲田大学卒』という肩書は、大人になってから必ず1度はあなたを救ってくれる。だから、中退するな』って。

でも、みんなそのときも「へ~~~」くらいにしか聞いてなかったなあ」

私「書籍作家になったときも、その瞬間は興奮で胸がいっぱいになったけど、結局続かなかったし、意味なかった」

ステディ「ふうん」

 

その瞬間、ステディはちょっと考えて言いました。

 

 

 

ステディ「N子ちゃんは手に入れたものはみんなゴミ同然だったと思うの?」

私「うんうん」

ステディ「じゃあ、結婚してみてどうだった?」

 

 

え……

それは……

 

 

 

 

 

 

 

「最高だった」

 

 

 

 

ステディ「じゃあ、いいんじゃないの」

な、な、なんてことだ~~~~~~~~~~~~~~!!!

そ、そうか……!!!

ステディとの結婚も、私が手にしたものだったのだわ!!!!!

この言葉に私は目からうろこぽろぽろ・・・・・・。

そうだわ、ジュエリーだってそうよ。一生懸命集めてきて、やっとコレクションが完成して、私、幸せでいっぱいだもん。

手に入れたもの全部がゴミに思うってのはウソね。

せっかく手に入れた宝物たちをこれからも大切にしていかねば、そんなことを思ったのでした。

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サイゾーウーマンで沼コラムを連載中のアラフォーウーマン。今日も頭痛と闘いながら散財する日々
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