ソファに大人二人はさすがに……

ソファでラブラブ……?

2023.09.05 / 千葉N子

わたしゃねえ、睡眠時間がゆうに12時間を超す女なんですよ。

朝は7時くらいに一度、お腹が減って起きるのですが、朝ごはんを食べたら、ふらふら~~っと倒れ、そのまま1時(ひどいと15~17時)まで爆睡するのです。

そんなある日のこと……。

 

 

 

いつものように下の階に降りていくと、ステディが先にソファに寝転がっていました。

私が「あら~~、とられたあ」と言うと、「大丈夫。2人で寝れるよ」とステディ。「こっちへおいで」と言いながら、ちょっとわきにどけました。

わきにどけた……といっても、狭いソファをちょっとだけ隙間を開けた程度。105キロのおじさんと78キロのおばさんが2人で寝られるわけがないんですよ。

でも……私はその意見に乗りました(おもしろそうだったから)。

 

 

 

 

私「じゃあ、失礼しますよー」

 

 

むぎゅ!!!!

むぎゅむぎゅむぎゅっ!!!!!

 

 

私がソファに乗り、無理やりステディの横に寝そべると、ステディは悲鳴をあげました。

ステディ「ぐ、ぐるじい……!!!」

そりゃあそうだろ、105キロのおじさんと78キロのおばさんが小さなソファで寝てるんだから。

ステディはなんとか身をよじり、私に腕枕すると、窮屈そうに体を縮めながらこう言いました。

 

 

ステディ「らぶらぶだね」

 

 

え?

 

 

ステディ「僕たち、ラブラブだね」

 

ああ、ステディ……。

キミって人は……。

私の感想と言ったら、「狭い」「苦しい」「邪魔だから降りろ」なのに、ステディったら、「ラブラブだね」だって……!!

私はいたく感心して、ステディを抱きしめると、それから数分間ふたりでぴっちんこしていましたとさ。

まあ、暑いし、窮屈だからすぐにどけたんだけど。

という真夏の出来事でした。

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サイゾーウーマンで沼コラムを連載中のアラフォーウーマン。今日も頭痛と闘いながら散財する日々
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