おデブちゃんと言われた日

この間、父と母と私の３人で食事しに行ったんだけど、そのときの話がひどかったから共有するわね？

3人で食堂に入って、私はメニューを眺めていたのよ。

そしたら、母が「ぷーっクスクスクス！！」と笑いだして、父も「ははは」って笑い出したの。

一体、何事？と思って、聞いたら……。

おデブちゃんの女の子と、ひょろっひょろの男の子が食事してて、女の子の方が『ごちそうさまです』って言って、男の子の方が『いやいや、全然です！』みたいな会話をしていたんだって。

おデブちゃんの女の子はその道で食べていってるのでは？と思うほど、奢られ慣れていて、手慣れていた」というのよ。

それで、フンフンと話を聞いていたら、母がこう言いました。

「ちょうどあんたくらいの体型よ」

ががががが～～～～～～～～～～～～ん！！！！

ちょ……その子、どこよっ！！！？？？

見せてちょうだいよっ！！！？？

くそう……母の目にも父の目にも、私は相当なデブに映っているようだ……。かなしひ。

にしても、『おデブちゃん』って失礼ではないかね！！！！

『ぽっちゃり』とか『ふっくら』とか、もっと言いようがあるだろう！！？？？

他人事の話なら、なんと言われようが関係ないけど、『私と同じ体型』と言われると気になるもんだわね……。

はあ……。「おでぶじゃないやい！！」って言いたいところだけど、75キロもあるしなあ……。

立派なおデブでかなしひ。

千葉N子

サイゾーウーマンで沼コラムを連載中のアラフォーウーマン。今日も頭痛と闘いながら散財する日々