ステディは心配性なの

ステディが心配する私の癖

2022.06.25 / 千葉N子

知っている方は知っていると思うのですが、千葉N子はホラー作家という一面を持っているんですね?

その昔、超絶鬱を患っていた頃、毎日毎日「世界の拷問」「日本の拷問」の歴史を検索しまくり、「あな、おそろしや……私はこんな目にあっていないだけマシや……」と自分を慰めていたんです。

そんなわけで、人一倍、残虐な事件を知っている私なの。

まずはね、そういう大前提を知っていただいたうえで、この話をするわね?

 

ある日、私は『【ゆっくり解説】生配信中に命を落とした人5選をゆっくり解説』という動画を見ていたの。

そして、なくなってしまった人の動画や日記を詳しく掘り下げて、じっくりと見ていたのよ。


 

そしたらステディが「なにをやってるの、N子ちゃん」と話しかけてきたから、「あ、これ?配信中に亡くなってしまった人の動画見てたの」と言うと、

「N子ちゃん!!!!!」

とステディが抱きついてきました。

 

 

ステディ「なんでそんなもの見るの?泣 なにか悩みがあるの???泣 N子ちゃああああん」

 

 

 

いや別に……至極元気よ、あたしゃあ……。

ステディは私が教えたサイトを読み、「ひゃあ」とか「うわあ……」とか言いながら、ひとしきり見終わると、「あんまりこういう動画に感化されないようにね」と言いました。

されないわよ。ホラーを生業にしている作家は、元気じゃないと書けないって昔、お世話になった編集長も言ってたもん。

そういえば、全然関係ない話なんですが、私の作家時代、ちょろっとだけファンレターなるものをもらったことがあるのですが、血まみれのくまのレターセットだったんですね?

その話を編集部の人にしたら、「作家さんの作風に似た方が読者になるんですよね~~!!だから、恋愛系書いてる作家さんと、ホラー系書いてる作家さんだと、全然読者層が違うんですよ~!!」って言ってました。

なるほどねえ……。

とすると、今のあたしの読者はジュエリーギランギランの女子が多いのかしらん?

ウーン、どうでしょう。

 

 

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サイゾーウーマンで沼コラムを連載中のアラフォーウーマン。今日も頭痛と闘いながら散財する日々
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